サンマルツァーノのトマトソース作りを続けています。
前回は湯むきしたトマトを裏漉しして使ったら、
水分が多いせいか味が薄かったです。
なので今回は湯むきはせずにそのまま鍋に入れて、
水も油も敷かずに火にかけました。
ここでトマトの皮を破かないと水分が出ずに皮が焦げてしまう。
一部皮を破いて火にかけるとそこから水分が出て、
トマトの水分だけで煮詰めることができます。
1キロていどを鍋にかけて、
15分ほど中火でぐつぐつと煮る。
火を止めて、ボールに移し粗熱を取ってから、
ムーランで裏漉しをします。
水分が飛んで皮が取り除かれると1キロあったトマトが、
半分の500gていどに減りました。
湯むきだけした場合だと1キロのものが800gていどだったので、
水分量はこれでだいぶ少なくなりました。
色を比べてもぜんぜん違います。
湯むきだけのソースはピンク色なのに対して、
煮詰めたものは赤くなっています。
問題の味ですが、
甘みとコクが増しました。
イタリア産DOPのサンマルツァーノに比べるとまだ若干味が薄いので、
これはミックスして使おうと思います。
缶詰には缶詰の良さもあるのかもしれません。
時間を置くことで旨みのアミノ酸が出るとか?
ツナ缶は缶詰にされてから半年間寝かせて熟成させた後に出荷されるそうです。
トマトにもそういう効果は出るのか?
ミックスさせることでけっこう美味しいソースができたと思います。
ピザを食べるときあまりトマトソースに意識は向けないと思いますが、
また試してみてください。
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