2013年12月11日水曜日

東京と海

「東京にいるとふわふわしてくる。
しばらく東京から離れて戻ったときにそう感じる」
と昨日、
東京生まれのお友達がピザを食べながら言ってました。

ずっと街にいる間はそんなふわつく感じも麻痺するけど、
郊外や地方に出るとそう感じるそうです。

「へえー、そうなんだ」とそのとき僕は何気なく聞いてたんですけど、
じゃ逆に、地方の、更に端っこの海っぺたにいる僕は、
たまに都会に行くとどう感じてるんだ?
ということを帰りの電車の中で考えはじめた。
僕の場合はたまに都会に行くと、
「自分も社会の一部だったんだ」という感覚になって、
むしろシャキッとする。

オーシャンで働いているとよくお客さんから
「海が目の前で、最高の場所で働けて羨ましい」
みたいなことを言われます。
そう言われるたびに僕は目の前の景色を見てなかったことに、
それどころか「人が少ないし淋しいところだなー」
と思ってたことに気付きます。
「毎日海を見てみてくださいよ、
最果ての島に置き去りにされた気分になってきますから」
と答えたことも何回かある。

友達には東京から離れることが必要で、
僕もたまに海から離れることが必要なんだな、
と思った一日でした。

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