2013年11月22日金曜日

一日百回絞めなさい

僕の友達にMくんという人がいます。
地元では有名なことですけど、
Mくんは今もおねしょが絶えません。
彼は僕よりも一つ年上で、
結婚もして自分の居酒屋を構える立派な大人です。
だけど、もしかしたら今朝もおねしょをして、
嫁に怒られているかもしれません。

元来おねしょというものは
一定以上の年齢に達すると止まります。
ウィキペディアの「寝小便」を見るとこう書いてあります。

「乳幼児から小学生、中学生、高校生と成長するにつれ、
排尿器官の成長や抗利尿ホルモンの正常な分泌などにより
普通は寝小便は解消していく。
概ね6歳を過ぎても継続的に寝小便が認められる場合は夜尿症と呼ぶ」

恥ずかしながら僕の最後のおねしょは、
確か小学生の低学年だったと記憶しています。
とても恥ずかしかったことを憶えてます。
それでも継続的に続くことはなかった。

Mくんは三十路を過ぎても継続している。
ただし、Mくんもシラフであれば大人の節制を守っていられます。
しかし問題は彼は飲んでいないときがない。
これまでの人生で彼は酔っ払っていない時間よりも、
酔っ払っている時間のほうが長いと言われている。
生粋の“飲ん兵衛”です。
泥酔したまま寝床に入って、
そのまま垂れ流しだけど朝まで気付かない。
ウィキペディアの続きを読みます。

「この排尿のメカニズムをつかさどるのが外括約筋という
本人の意思で収縮できる筋肉である。
加齢により失禁するのも、この筋肉の衰えである」

このままいくとMくんは幼児と老人の間に
大人の時間を挟ないまま、
失禁人生を駆け抜けてしまいます。
彼もヤバいと思ったらしくつい最近病院に行きました。
そこで検査を受けた結果、
医者にこう言われたそうです。

「尿道が弱っているから、
肛門を一日百回絞めなさい」

ちゃんと筋トレが続くといいですけど。
経過を見守りたいと思います。

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