2013年10月3日木曜日

目線ポジション

犬も直視すれば目をそらす。
猫も目をそらす。
人もやっぱり目を合わせながらの会話を
しにくいと感じる人は多い。

たまにアメリカに行って、
通りすがりの赤の他人を興味心で眺めていると、
「何か用かよ?」
「何見てんだよ?」
ぐらいのちょっとケンカ腰の態度で言われることがある。

日本でも同じく人を直視すると「何見てんだよ?」という、
文句あんのか的雰囲気でモメ事の原因になることがある。
僕の場合十代頃のそういう経験から、
「相手のことをみだらに見てはいけない」やり取りを覚えて、
人を直視しないコミュニケーションを知りしました。

でも、社会人になって営業の仕事なんかをはじめると、
「お客さまの目を見て話すのだ」とか言われはじめた。
深い仲の異性に大事な話しをするときに、
「目を見て話して」というシチュエーションはよくドラマである。

そういう二つの価値観に挟まれたりした人がどうするかというと、
ちょっと下の「相手の鼻を見ながら会話をする」
というやり方がある。
じゃ、ちょっと目線を上げておでこを見たりする方法はどうか。
これは上の空でバカっぽい気もする。

だからといって下に行き過ぎて、
相手の胸元見ながら会話をしていては変質者だと思われる。
良い目線のポジションが見つからずに、
オロオロしてるうちに会話が終わってしまう、
なんてこともよくある。

僕は相手を直視して「見過ぎ」と注意を受けることがあるので、
最近はなるべく目線を外すように意識している。
そういうとき僕は顔をちょっと横に向けることが多い。
同僚のイサムシくんはそれとは反対に、
これまで目線を合わせることをイケないことだと考えてきて、
今はなるべく目線を合わせることをテーマにしているそうです。

どっちかどうという話しでもないんですけど、
目線一つでコミュニケーションの内容が変わるんですから、
気になるテーマです「目線」。

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