一つのことに気持ちをかけ過ぎて、
他のことが目に入らなくなるということがある。
僕にはよくある。
他の人の意見をあまり聞き入れず、
押し寄せてくる衝動に飛び込んでしまう。
反対されても頑なにエゴを守ろうとするし、
何で賛成してくれないのかと熱くなる。
客観的に見れば、自分のエゴや衝動で損をしているし、
一時の激流がゆるやかになるのをガマンするだけで
川は以外と狭くて岸辺で休憩できると気付くのに。
でも当の本人はそういうことに気付かない。
現実の流れを見れずに溺れてると思ってブクブクしてるか、
体力を使い果たして泳ぐことを諦めるかして、
岸辺に上がろうなんて考えつかず土左衛門が成れの果てです。
怒りの激流、
恋の激流、
生活や仕事の激流、
とにかくすぐに激流を起こすような川は狭い川で、
そういう人間は心が狭くなってると思う(というか自覚します)。
昨日保健所の講習会にいるときほぼ日手帳を開いたら、
ミュージシャン田島貴男の言葉でこういうことが書いてありました。
「力って、入れるばかりじゃだめなんだよなぁ、
入れるのは簡単なんだよなぁ、ってつくづく思ってます。
きっと、歌だけじゃない。もしかしたら何でも
『力を入れる』ことより『力を抜く』ことが大切だ」
保健所の講師の女性がこう言っているところでした。
「手を洗うときは指先から手首にかけて、
五〇秒を基準に二回繰り返しましょう。
洗ったところから細菌はまた発生してくるので、
一時間置きに手洗いをするのが望ましいです」
“手の話しをしているときは、
みんな机の下で手をもぞもぞもみ合う”
と僕は手帳にメモしました。
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