2013年10月11日金曜日

金曜日の激流

一つのことに気持ちをかけ過ぎて、
他のことが目に入らなくなるということがある。
僕にはよくある。
他の人の意見をあまり聞き入れず、
押し寄せてくる衝動に飛び込んでしまう。

反対されても頑なにエゴを守ろうとするし、
何で賛成してくれないのかと熱くなる。
客観的に見れば、自分のエゴや衝動で損をしているし、
一時の激流がゆるやかになるのをガマンするだけで
川は以外と狭くて岸辺で休憩できると気付くのに。

でも当の本人はそういうことに気付かない。
現実の流れを見れずに溺れてると思ってブクブクしてるか、
体力を使い果たして泳ぐことを諦めるかして、
岸辺に上がろうなんて考えつかず土左衛門が成れの果てです。

怒りの激流、
恋の激流、
生活や仕事の激流、
とにかくすぐに激流を起こすような川は狭い川で、
そういう人間は心が狭くなってると思う(というか自覚します)。

昨日保健所の講習会にいるときほぼ日手帳を開いたら、
ミュージシャン田島貴男の言葉でこういうことが書いてありました。

「力って、入れるばかりじゃだめなんだよなぁ、
入れるのは簡単なんだよなぁ、ってつくづく思ってます。
きっと、歌だけじゃない。もしかしたら何でも
『力を入れる』ことより『力を抜く』ことが大切だ」

保健所の講師の女性がこう言っているところでした。
「手を洗うときは指先から手首にかけて、
五〇秒を基準に二回繰り返しましょう。
洗ったところから細菌はまた発生してくるので、
一時間置きに手洗いをするのが望ましいです」

“手の話しをしているときは、
みんな机の下で手をもぞもぞもみ合う”
と僕は手帳にメモしました。

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