2013年9月27日金曜日

イタリア風サンドイッチ

昨日は幡豆の友引市で出店するパニーニを試作したところ、
挟むものは決まりましたからいいです。
トマト、レタス、モッツァレラにタマネギ、
豆腐マヨネーズとバジルソースに胡椒。

問題は商品名だ、ということになりました。
「パニーニ」でいいのか?
幡豆のおじいさんおばあさんにパニーニですと言ってたら、
「なんだんほや私ゃええわまー」ということにならないか?

そこをパニーニで押し通していいものかどうか。
そもそもぼくだって「パニーニ」という単語を聞いたのは
かなり昔だと思いますけど、
今日本で定着しているのかどうかよく分かりません。

定着していないからといって死語だ、とも言えません。
流行語ではなくてちゃんと食べ物を指す言葉ですから。
オーシャン内で調査したデータによると、
半数以上が「パニーニってなんだん」という結果が出ました。

「え、知らないんですか?パニーニっていうのはですね、
ほらあれですよ、えーと、あれ」
とそこで、
ぼくもパニーニの厳密な意味が分からないことに気付きました。

パニーニとはネット辞書によると、
イタリア語でサンドイッチという意味です。
ただパニーニというのは複数形で、
単数を指すなら「パニーノ」になるということが分かりました。

「じゃもう『イタリア風サンドイッチ』でいいんじゃないか?」
という声が上がりました。
おじいさんおばあさんもきっとそのほうが
テンション上がるんじゃないか、と。
「なんだんほや、イタリア風だげな」
と言って手に取ってもらえるのではないか、と。

これが代官山や表参道だったりしたら、
パニーニで何の問題もないでしょう。
むしろパニーニでも弱い気がします。
『ナポリ直送ボッコンチ―二とパルマ産プロシュットを挟んだパニーノ』
ぐらい言わないと振り向いてくれなさそうです。
たぶん「イタリア風」なんてうさん臭くて、
インド人の露天商だって使わないでしょう。

しかしここは幡豆ですから。
イタリア風と言ったほうが
ハイカラなイメージが出てきます(たぶん)。

そういうわけで、
友引市では『イタリア風サンドイッチ』でいこうと思います。

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