2013年8月16日金曜日

塩漬けバジル

バジルのトウが立ってきました。
この「トウ」を漢字でドウ書くか知ってますか?
トウは薹と書きます。
黒い塊になってどういう字か読めませんけど、
草かんむりに吉を書いて
室の上のチョンの部分が無いのでトウと書きます。

若い盛りの時期を過ぎて、
葉っぱが硬くなります。
生で使うには今ギリギリな頃です。
硬いのは食べても口に残るので嫌な感じです。

だけどバジルはピザで毎日使うので、
切らしたくない。
そこで塩漬けバジルというものを作ろうと思います。
どういうふうに作るかというと、
バジル、塩、バジル、塩と
交互に重ねて漬けるだけだそうです。

「あいつももう薹が立ってきたな」
と、いつ自分も言われるか分かりません。
だから人間も塩漬けのような状態で、
新鮮な香りをキープできたら最高だと思うんですけど、
人間の塩漬けはどうしたらできるんだ?

人間というバジルに何を重ねていったらいいのか。
それはやっぱしょっぱいイメージがあるものだと思われる。
恋、友情、部活、海に向かって「チクショー!!」と叫ぶこと、
誰かに叱られること、夏目漱石の『坊っちゃん』もしょっぱい。

しょっぱいというと、
僕には「悔し涙」のイメージがあるみたいです。
薹が立ってくにつれて、
悔し涙が少なくなるかもしれん。

僕は小さい頃よくドライバーをオモチャにしていて、
ネジが回せないと悔しくて泣けた。

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