バジルのトウが立ってきました。
この「トウ」を漢字でドウ書くか知ってますか?
トウは薹と書きます。
黒い塊になってどういう字か読めませんけど、
草かんむりに吉を書いて
室の上のチョンの部分が無いのでトウと書きます。
若い盛りの時期を過ぎて、
葉っぱが硬くなります。
生で使うには今ギリギリな頃です。
硬いのは食べても口に残るので嫌な感じです。
だけどバジルはピザで毎日使うので、
切らしたくない。
そこで塩漬けバジルというものを作ろうと思います。
どういうふうに作るかというと、
バジル、塩、バジル、塩と
交互に重ねて漬けるだけだそうです。
「あいつももう薹が立ってきたな」
と、いつ自分も言われるか分かりません。
だから人間も塩漬けのような状態で、
新鮮な香りをキープできたら最高だと思うんですけど、
人間の塩漬けはどうしたらできるんだ?
人間というバジルに何を重ねていったらいいのか。
それはやっぱしょっぱいイメージがあるものだと思われる。
恋、友情、部活、海に向かって「チクショー!!」と叫ぶこと、
誰かに叱られること、夏目漱石の『坊っちゃん』もしょっぱい。
しょっぱいというと、
僕には「悔し涙」のイメージがあるみたいです。
薹が立ってくにつれて、
悔し涙が少なくなるかもしれん。
僕は小さい頃よくドライバーをオモチャにしていて、
ネジが回せないと悔しくて泣けた。
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