2013年7月1日月曜日

トロトロ地層

最近写真をよくアップするようになって、
楽をしています。
写真が無いと、
机に座ったまま
どうしようと止まってしまいます。

止まってしまって、
今日は朝8時から田んぼの草むしり作業があったので、
その時間が来てしまいました。

田んぼは幡豆の山の上の、
人が誰も来ないような場所です。
川がさらさら流れる音が聞こえてくるぐらいで、
後はトロトロ地層に踏み込んだ足を
ズボッと抜く音がするぐらいの静かで涼しい田んぼです。

トロトロ地層。
これは現代農業界においてこの季節の、
重要キーワードとして飛び交っている言葉です。

トロトロ地層とは何か?
田んぼの表面には水が張ってありますね。
その下のズボッとはまってしまう泥の部分です。
ですけど、そのドロドロの泥をただ「泥」とは言わずに、
トロトロ地層と呼びます。

地層というからには、
一言で「泥」という混濁したマッドな状態ではありません。
整然とくっきり別れた泥の層が形成されているんです。
表面はトロトロでタプタプ、すごく柔らかい。
そしてその下にはぎっしり固まった土の層がある。
その二層になっているのがトロトロ地層で、
田んぼの良い状態を形容する言い方になってます。

なぜ良い状態なのかというと、
トロトロだと雑草が出て来にくいからだそうです。
稲はしっかり下の硬い層に根付いて、
雑草の根の浅いものは育ちにくい。
それに雑草が出てきたとしても、
抜きやすいです。

僕もトロトロ地層のような人間に
なりたいものだと思いました。
僕の敷地内に踏み込んできた人の足をズボッとはめて、
ずっこけさせるようなジョークの言える人間になりたいものです。

今日は休みですけど、
オーシャンではピザ屋開店に向けて、
工事が着々と進んでいます。

僕は昼前に草むしりから帰ってきて、
泥にはまった足を洗って、
ビールを一本飲みながら
チーズを大量に載せたトーストを食べてます。
7月っぽい1日です。

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