2013年6月28日金曜日

イマイチビル

ウワサで聞いた話しですが、
名古屋の今池には[今一ビル]という
テナントビルがあるそうで、
そこに入ってる店舗がどうもイマイチなのだそうです。

ネタ元のCさんは通りを歩いていたときにそのビルを発見した。
一階の美容院の前を通って、
「なんか入りづらいなー」
と思ってたまたまビルの名前が目に飛び込んできたのが、
[イマイチ(今一)ビル]だったそうです。

つまりCさんは、
今一という漢文記号が現実的感覚のイマイチに変換されて、
ダイレクトに脳に伝達された、
ということです。

そこでCさんは他のテナントが無性に気になった。
もちろんイマイチビルですから、
エレベーターなんかあるはずがない。
Cさんは階段を駆け上った(もちろん薄暗い)。

二階には韓国料理屋が入っていた。
店の前を通るとガラスの窓と戸から中がくっきり中が見える。
こっちが恥ずかしくなるぐらいなくっきり感で、
昼時なのに客が入ってるならまだしも入ってないから、
あんまり立ち止まりたくなくてそのまま通り過ぎた。

三階にはショールームがあった。
でも、ガラス戸から奥を覗いても、
何のショールームなのかがぜんぜん分からない。
受付けはこざっぱりしてるしデスクがいくつか置いてある。
でも人気はなくて、何を目的としたショールームかが分からない。

それでビルを降りたそうです。
めちゃくちゃに崩れて廃れているとか、
人を寄せ付けない怪しさを放っているとか、
韓国マフィアの隠れ蓑だとか、
そういうダークネスなところがあるともうちょっと
興味をそそることもあるかもしれない。

ブログでこうやって書いていても、
Cさんの話しが漠然としていたので、
どうイマイチなのか書くのも難しいです。
すごく悪いわけじゃないけど、
良いところも分からない。
イマイチさとは、漠然としてしまうことみたいです。

[今一ビル]という名前はきっと、
「今池で今一番トレンドを突っ走ってます」
とかそういう意味があって付けられのでしょう。
そもそも、そのひねりの段階でイマイチだったようです。

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