石窯ができて、
少しずつピザを焼いてみてます。
実験を重ねています。
というより、ピザが食べたいだけです。
同じ生地を焼いても、
火加減でまったく違うピザになる。
火力の弱い状態で長めに焼くと薄くて硬くなる。
強火で一気に焼くことでプックリ膨らんで、
柔らかさと表面のさっくりした食感になる。
薄くて硬くなったフォカッチャが残ったので、
持ち帰って今日の朝ごはんにしました。
トーストするとその硬さがまた際立ちます。
フォカッチャというよりこれはもう、
ローズマリーを散らした大きなせんべいです。
もう一枚この大きなせんべいがある。
かなり頑丈です。
千切って食べようなんてことはできない。
強靭なゴムのような耐久性と、
ノックをすると人が出てきそうなほど良い音がします。
硬いせんべいをネットで検索したら、
『かた焼き』という伊賀の名物を見つけました。
「日本一硬いせんべい」というのを売りにしている。
それはいいです。
硬いものは歯の健康に良いって言いますからね。
僕が気になったのは、
このかた焼き、
昔は伊賀忍者の非常食にされていたという話しです。
忍者の食べ物にしてはちょっとうるさすぎるんじゃないですか。
お尻のポケットとかに入れてて、
忍び込んだお城で休憩しようとしてバリッとなって見つかるとか、
そういう不注意な忍者のエピソードとかもありそうです。
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