2013年6月15日土曜日

硬いフォカッチャ

石窯ができて、
少しずつピザを焼いてみてます。
実験を重ねています。
というより、ピザが食べたいだけです。

同じ生地を焼いても、
火加減でまったく違うピザになる。
火力の弱い状態で長めに焼くと薄くて硬くなる。
強火で一気に焼くことでプックリ膨らんで、
柔らかさと表面のさっくりした食感になる。

薄くて硬くなったフォカッチャが残ったので、
持ち帰って今日の朝ごはんにしました。
トーストするとその硬さがまた際立ちます。
フォカッチャというよりこれはもう、
ローズマリーを散らした大きなせんべいです。

もう一枚この大きなせんべいがある。
かなり頑丈です。
千切って食べようなんてことはできない。
強靭なゴムのような耐久性と、
ノックをすると人が出てきそうなほど良い音がします。

硬いせんべいをネットで検索したら、
『かた焼き』という伊賀の名物を見つけました。
「日本一硬いせんべい」というのを売りにしている。
それはいいです。
硬いものは歯の健康に良いって言いますからね。

僕が気になったのは、
このかた焼き、
昔は伊賀忍者の非常食にされていたという話しです。
忍者の食べ物にしてはちょっとうるさすぎるんじゃないですか。

お尻のポケットとかに入れてて、
忍び込んだお城で休憩しようとしてバリッとなって見つかるとか、
そういう不注意な忍者のエピソードとかもありそうです。

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