2013年5月22日水曜日

破れない札

・千円札を七千円分洗濯してしまいました。
札は洗われてる途中にポケットから出てきたらしく、
洗濯カゴから生で出てきました。
ビリビリに破れているかと思いきや無傷です。
七枚の札を机の上に伸ばしてみたら、
きれいになっていたぐらいです。
夏目漱石の時代、
洗った札がビリビリになっていたことと比べたら、
札の強度もかなり増してるようです。
でもさすがに柔軟剤は効かないみたいで、
パリパリになっています。

・昨日は『ウォッチメン』を途中まで見ました。
この映画の監督であるザック・スナイダーは『300』の監督です。
僕は『300』を映画館に二回見に行きました。
その後ロードショーで一回見ました。
『300』の何が僕をあんなに引きつけたのか。
ウディ・アレンの映画にあるようなジョークと哲学的考察もなければ、
コーエン兄弟が作り出す深層意識の物語性もない。
そうだ、
いちばん近い作品は『暴れん坊将軍』かもしれない。
僕は小さい頃『暴れん坊将軍』が好きでした。
『水戸黄門』は印籠という象徴的効果が勝ちすぎてるのに比べて、
あのストレートな暴れん坊感が『300』にもあります。

でも『ウォッチメン』は半分ぐらいで寝ました。
その前の『エンジェル ウォーズ』はさらにつまらなかったけど。

「好きになった監督は洗っても破れない札みたいだ。
乾燥させればまた使えるように、
時間が経てばまた見たくなる。
でも、そのうち破れそうだ」

警句になりますか?

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