2013年2月8日金曜日

冬だけどクールビ

オーシャンの生パスタは高知県の
[マンジャーテ・プレーゴ]という製麺所から仕入れてます。
最近は「クールビ」というマカロニっぽい麺を入れました。
だいたいいつもヌードル系とショートパスタを半々で頼みます。

クールビはマカロニやペンネよりももうちょっと穴が広く、
弓なりというかU字型にカーブしています。
なぜカーブしているのか、
その理由はよく知りません。

マカロニやペンネはしなって若干歪曲しているものの、
ほぼ真っ直ぐと言っていいでしょう。
しかしク−ルビは腹にパンチを受けたように、
「ウッ」と腰をかがめた体勢で歪曲している。

しかしそんな表現では、
あまりおいしそうな印象を与えることができない。
僕は一応スタッフの義務として、
オーシャンに好印象をもたれることを画策している。
ファック!

では、クールビを何と説明すればいいのか。
ググってみても何もヒットしない。
というか、クールビズのことしかヒットしない。
しかもこの時期にクールビズのウェブ情報を呼び出しても、
去年の夏の情報しか出てこない。

しかし確かにクールビという名称を知らないお客さんからしたら、
この麺をクールビズ関係のアイテムと間違えてもおかしくない。
僕だって思わずクールビズの情報のサイトを開いてしまったのだから。
「冬なのにクールビズですか?」と聞かれるかもしれない。

こうなったらマンジャーテの元うどん職人の大将に聞いてみるか。
「これはオリジナル麺ですか?」と。
でも僕は何かそういうふうに聞くことは、
こだわりの麺を作ってる人を相手に失礼な気もする。

それはたとえば料理屋でおいしかったときに
「このレシピはあなたが考えたんですか?」と聞くことと同じで、
「自分で考えたレシピじゃなかったら何なんだ?
うまいもんを作ることとなんぞ関係あるのか?」
と怒られそうな気がするタイプの質問です。

「なんだと?クールビとクールビズは関係があるのか?
んなもん知るか、うちの麺はうちの麺だ(ガチャン!)」
というように、質問の仕方にしどろもどろして誤解を生みそうです。

結局自分でクールビのことを説明するしかない。
クールビは「ウッ」と腰をかがめた体勢で歪曲している。
あ、それはさっきと一緒だ。
そうだ、クールビはタピオカミルクのストローぐらい太さがある。
穴も若干広めでソースや豆なんかも転がりこみやすい。
だからおいしい。まだお店では出してないですけどお楽しみに。

クールビが一般的に出回っている形状かどうかはいまだ掴めずです。
誰か知ってる人がいたら教えてください。
大将には聞けないので。

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