2013年2月4日月曜日

ウォッカのパスタ

昨日は晩ご飯会がありまして、
僕はパスタを7種か8種、
食べたいけど食べたことのないものを選んで、
作りながらみんなで検証して食べるということをしました。

途中から酔っ払ってきたせいで、
ちゃんとしたレシピがあるのにいつの間にか
目分量になってきてしまい、
酒飲みに適した濃い口の味付けになってしまった。

飲酒運転と変わりませんね。
調味料を入れるときも、
フライパンでニンニクを利かすときも、
「行ってやれ!」と無闇に力が入る。

食べてなるほどと思ったのは
「ウォッカ風味のペンネリガーテ」でした。
というのも、
りょうちゃんが適した解説をしてくれたからです。
(5品目あたりで、自分は酔っ払っており、
ちゃんとした味の批評ができなくなっていたので、
人の意見を伺っていた)

「ウォッカ風味のペンネリガーテ」のレシピは、
ペンネ・アラビアータにウォッカを加えたものという感じで、
特にひねった調理をするわけではなく、
トマトソースにウォッカを入れてアルコールを飛ばしたものです。

普通のトマトソースのパスタと何が違う?
僕はそうりょうちゃんに訪ねました。
「何かウォッカの方は、キリッとしてる」
とりょうちゃんは言いました。

「普通のトマトソースの方は
トマト、トマト、トマト・・・、
とエコーがかかるんだけど、
ウォッカの方はトマト、キリッ。になる」

つまり、ウォッカ自体に味はないので、
味的な違いはそうは生まれない。
むしろ後味を変える、
という言い方が正しいかもしれない。

トマト、トマト、トマト・・・。
ではなくて、
トマト、キリッ。
ストップがかかる。

うーんなるほど。
後味とは盲点でした。
口に入れた瞬間の味とか旨味的なものばかり気にしてたので、
そこら辺のところ「まだまだ自分甘いぜ」でした。

ということで、
勉強になる「舌を肥やす会」でした。

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