2013年2月19日火曜日

トマトソースとみそ煮込み

僕は寿がきやのインスタントの〈みそ煮込みうどん〉が好きで、
常にストックがあります。
いちばん多いのは溶き卵を半熟状態にして食べるパターンです。
でも、具なしで付いてくる七味だけかけて食べることもあれば、
余り物の野菜を何でも入れて“ごった煮”にして食べることもある。

好きだけどめんどくさいのは、
うどんをあるていど茹でてから粉末スープを入れて、
そこにたっぷり大根おろしを加えてしばらく煮込むやり方です。
汁が大根おろしでごてごてになるぐらい入れる。
大根おろしは熱が加わると甘くなって断然うまくなる。

ここにはまだ溶き卵を加えたことはない。
これ以上ごてごてになったら見栄えが悪そうだし、
食べにくそうです。
でも、出汁巻きは大根おろしをのせるとうまいから、
相性的には絶対良いです。
今度やってみます。
ただ大根おろしをおろすのがめんどくさい。

昨日は別の視点から攻めました。
イタリアンという角度で。
みそはチーズと共に発酵食品で、味わいやコクに共通するものがある。
パスタでみそは応用が利いて使える。
そこで、パスタをうどんに置き換えてみました。
冷蔵庫にはパスタを作った残り物があった。
トマトソース、モツァレラ、プチトマト、パルミジャーノ。

まずうどんをプチトマトと共に茹でる。
麺がほどけたら粉末スープを溶かして、
トマトソースをスプーンに二匙ほどすくって入れる。
蓋をして弱火でグツグツ煮る。
ビールを飲む。
待つ。
柔らかめの麺が最近僕は好きなので標準時間よりも1分余分に煮る。
蓋を開けて溶き卵を流して(卵・トマト・チーズ=ハズレなし)、
箸を土鍋に突っ込みぐるぐる周遊させて半熟に固まったところで、
準備しといたサイコロ状のモツァレラを放り込む。
その上からパルミジャーノを擦る。
小袋の七味は使わない。
以上。

これは、作っているとき絶対うまいと想像しながら作ったんですけど、
思ったほど統一感がなかったです。
どうもトマトソースとみそスープが馴染んでいない。
モツァレラも確かにうまいけど、
どうもみそが覆い被さっている。
パルミジャーノもいまいち影に隠れている。
どうも、どうーもみそが一人屹立している。
みその覇権揺るがず、
君主国家倒れず、
クーデター失敗に帰す。

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