2012年12月13日木曜日

ダダこねダダっ子ね

学校の課題で『昔話の深層』を読んでました。
河合隼雄の本を読むと、
泥沼の世界で空と大地が別れる気持ちになることがあります。

「自分に対してふりかかってくる運命に対して積極的に闘ってゆくこと、
これは男性の原理である。
これに対して、運命を受けいれること、
これは女性の原理である。
この両者はどちらが正しいと言うことはできない。
しかも、両立しがたいものである」

これはどっちにしても、
運命というものを感じるからこそ、
闘えるし受けいれることができるんですよねきっと。

先日、宮本さんは僕が悪あがきをしているときこう言いました。
「土俵から片足出てるのに、
出てないって言い張って、
もう一回まわしを取ろうとしてるよね」と。

これは、闘うことでも受けいれることでもなく、
負けを認めないという、
別ものなんだなと思いました。
いさぎよくなくて、
ルールを破ることを平気で言うことになってきます。

負けだよ、と言われても、
「いやだ!」とダダをこねてます。
ああ、いやだいやだ。
のこったのこった。

男でも女でもないもの、
ひらりと運命をかわす舞の海になりたい。

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