2012年11月30日金曜日

物語とツボ

・昨日は久しぶりにヨガのクラスに参加しました。
自分の凝り固まっている体と向き合えます。
硬くなっている部分をゆっくり伸ばして、
少しずつ曲がるようにしていく。
一時間と少しでもやったあとでは確実に柔らかくなる。
でも柔軟体操とはちがうので、
今朝僕は筋肉痛になっています。
ふだん使わない筋肉が叩き起こされた感じです。

・『家政婦のミタ』を結局最後まで見ました。
見ているうちに、
ホームドラマのもめ事が恥ずかしかったところも、
「物語」が自分と照らし合わさっていくと面白くなります。

〈この坂を のぼったら
右にいき 木があります
木を曲がり 進んだら
みんながまってるおうちです〉

たぶんホームドラマを見る筋肉が衰えていたので、
そのやり取りが恥ずかしかったんですけど、
だんだん感情を伸ばされて「こういうものか」になりました。
苦手なことの効能です。

苦手な人と一緒にいると、
普段忘れていた感情とかも思い出したりもします。
苦手な人を避けて好きな場所だけにとどまっていると、
感情も凝り固まりそうです。

だから「物語」は感情マッサージチェアになります。
凝ってるツボを押してくれて、
はじめは痛いけどそのあと気持ちよくなる。
頑固な人は痛いのを理由にマッサージをいやがります。

つぼんだツボのおつぼねさんに困ったら、
オーシャンにヨガをやりにくるといいですよ。

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