2012年11月30日金曜日

物語とツボ

・昨日は久しぶりにヨガのクラスに参加しました。
自分の凝り固まっている体と向き合えます。
硬くなっている部分をゆっくり伸ばして、
少しずつ曲がるようにしていく。
一時間と少しでもやったあとでは確実に柔らかくなる。
でも柔軟体操とはちがうので、
今朝僕は筋肉痛になっています。
ふだん使わない筋肉が叩き起こされた感じです。

・『家政婦のミタ』を結局最後まで見ました。
見ているうちに、
ホームドラマのもめ事が恥ずかしかったところも、
「物語」が自分と照らし合わさっていくと面白くなります。

〈この坂を のぼったら
右にいき 木があります
木を曲がり 進んだら
みんながまってるおうちです〉

たぶんホームドラマを見る筋肉が衰えていたので、
そのやり取りが恥ずかしかったんですけど、
だんだん感情を伸ばされて「こういうものか」になりました。
苦手なことの効能です。

苦手な人と一緒にいると、
普段忘れていた感情とかも思い出したりもします。
苦手な人を避けて好きな場所だけにとどまっていると、
感情も凝り固まりそうです。

だから「物語」は感情マッサージチェアになります。
凝ってるツボを押してくれて、
はじめは痛いけどそのあと気持ちよくなる。
頑固な人は痛いのを理由にマッサージをいやがります。

つぼんだツボのおつぼねさんに困ったら、
オーシャンにヨガをやりにくるといいですよ。

2012年11月29日木曜日

ピンクロマン

アマゾンの奥地に行って、
ブラックマジックの修行をしてきた人の話しを聞きました。
日本料理屋で牡蠣や白子、うにを食べながら聞く、
オカルト話しは生々しいものがありました。
さすがにマジックリアリズム発祥の南米です。
日常の世界に魔法が溶け込んでいる。
その奥地の川には淡水ピンクイルカがいるそうで、
川を飛び跳ねてるみたいです。
そこの話しだけはキラキラしてほっとしました。

そういえば僕の妹はカリフォルニアの、
ピンクゴジラというスシ・バーで働いています。
チップがけっこうもらえると言って喜んでました。

僕は錦のピンクストリートぐらいしか行ったことがありません。
あっでもほんとにぜんぜん、2回行っただけです。

2012年11月28日水曜日

玄米甘酒オレのタイトルマッチも夢じゃない

少し前から季節のドリンクメニューで出している、
「玄米甘酒オレ」が好評です。

オーシャン畑の無農薬のお米で作った特性甘酒を、
スチームした豆乳で割ったドリンクです。
甘酒は「飲む点滴」と言われますけど、
僕もこないだ風邪を引いている間、
この甘酒を飲んで食欲がないところを助けられました。
玄米甘酒ということで米粒がプチプチと残って、
オートミールっぽい感じもあります。

プチプチドリンクと言ったらタピオカミルクが代表ですけど、
ホットプチプチドリンクには玄米甘酒オレが、
そのうちチャンピオンに登りつめるんじゃないかと、
セコンドとしては期待してしまいます。
「ボディーボディー!いいよ効いてるよー!」
と、思わず歓声を送ってしまいそうになります。

2012年11月27日火曜日

281分

本日はオーシャン定休日となってますので、
よろしくおねがいします。
今日はフットサルチーム・オーシャンズの練習日です。

今朝は午前3時の空腹感で目が覚めて、
冷凍ピザを食べる。
オリーブの缶詰から5、6粒を輪切りにして、
ケーパーをスプーン1杯分散らす。
ニンニクのスライスと、
パルミジャーノを薄く削ったのをまぶす。
バジルペーストと塩をかけて、胡椒を挽いたら、
オーブンでチーズが焦げるまで焼く。
それで食べ終わってもまだ4時です。

『家政婦のミタ』の続きを見ることにする。
恥ずかしいセリフに段々慣れてくる。
見終わってから髪の毛を切る。
切ってる途中でブログを書いていないことに気付いたが、
そのまま切る。
寒くなってきたので早く切る。
シャワーを浴びて部屋に戻ってブログを書く。
7時30分。
昨日いれたコーヒーがポットに残っていたのを思い出し、
電子レンジであっためる。
7時37分。

今日も1日いい日になるといいなーと考える。
4分経過。

2012年11月26日月曜日

来月の「海の見えるクリスマス」

企画続きの先週が終わりました。
今週は平常通りの営業で月をまたぎます。
そうしたら来月は「海の見えるクリスマス」として、
オーシャンのスペシャルディナーを予定してます。
ふだんは野菜料理ですけど、
クリスマスディナーはシーフードも使ったメニューになります。
地元三河湾で穫れた新鮮プリプリ魚貝が、
畑のピチピチ野菜と組み合わさって、
どうなるのか。

〈クリスマス一本釣りー(ツリー)で、
ベジークリスマス!〉
背景の聖歌はアベェ・マリアじゃなくサケェ・アルヨを、
トナカイじゃなくトリガイが歌い、
それをサンタクロースじゃなくレタスロールがたしなめる。

ってなったらどうします。
予約キャンセルしますか?
そうですよね、それはやっぱりやめときます。

2012年11月25日日曜日

マサル外伝〈正直の弊害〉

・昨日(今朝)の「Qosmos.2」のライブはよかったです。
僕がBLANKAを初めて見たのは3年前ぐらいですけど、
見るたびに細かいところに少しずつ手が加わって、
1曲ごとが寝かせて煮込まれてる感じがあります。
セカンドアルバム買ったほうがいいですよ。
イントロでつかまれて、
8曲目を聴けば次はどんな曲を作るのかが楽しみになります。

・「正直の頭に神やどる」という言葉がありますけど、
僕の人生においては、
「正直の頭をマサルどやす」という言葉のほうが真実に近いです。

マサルというくそ◯郎がいます。
もう少し控えめに言って、
マサル・ザ・マザーファッカーでもいいです。

みなさんも胸に手を当てて自問してみてください。
こいつだけは許せないというヤツはいるだろうか?
僕にとってはそれがキングオブデブ・マサルです。

世の中には一個人の恨みを買う人間がいるもんですね。
たいていの場合人に嫌なことをされても、
そんなことは忘れて日常生活を送れます。
夢が、親友が、恋がそんなことを忘れさせてくれます。
しかしそんな平穏な日常でも、
突然何かの拍子で恐怖の視線を感じることがあります。

マサルの話しをしましょう。
僕と2人の友人は中学時代を、
二十歳過ぎのマサルのパシリとして過ごしていました。
パシリなんて誰もしたくありません。
僕らは逃げることに必死でした。

ただ悲劇なことに、逃げてもすぐに捕まりました。
デブで動きが遅いのに、
ゾンビのような執着心で追いかけて来るので、
中学生の僕らは隠れていても怖くなって、
いつも叫んで見つかってしまうのでした。

それで捕まえたやつにマサルはこう聞くんです。
「おい、お前は何で逃げた?」
すいません病気が治らなかったんです。
「ウソつくじゃねえ、バチン!(ビンタ)」
いや、お母さんが家を出るなって言って。
「ウソつくじゃねえ、バチン!(ビンタ)」
いや、マサルさんに会ったら叩かれると思って。
「なんだとこのやろう、バチン!(ビンタ)」

こういう思春期を通ったあとに、
「正直の頭に神やどる」なんて言われても、
正直の前に人えらべ、と言いたくなります。

何でこんなことを書こうと思ったのは、
昨日恥のことを書いて、
逆のこともあったなと思ったんです。
間違った相手に正直なことを言っても恥をかくだけだ、と。

2012年11月24日土曜日

恥の力

『家政婦のミタ』をDVDで借りてきましたけど、
ホームドラマを久しぶりに見たせいか、
セリフが恥ずかしくてなんだか照れてきます。
中学生の男の子が家政婦のミタを3発ほどパンチして、
そのあと家族みんなで涙を流して、
小学生の男の子が「なんだこの展開は?」
という辺りで途中で切っちゃいました。

何でこっちが照れるんだホームドラマは。
自分では恥ずかしい詩や物語を書いても、
人が言ってるのを聞くと恥ずかしくなるんですよね。
都合のいい独り相撲です。

でも、恥ずかしいことを恥ずかしげもなく言うことで、
負けそうになっている自分を立て直す力の実感もあります。

ある日のことです。
宮本さんは日頃からダジャレを連発することから、
周りの人に、もう飽きた、と言われていました。
そこで宮本さんが言った一言です。
「おれの会話なんて流行り物の、
ビビットカラーみたいなもんさ」

恥ずかしい上によく意味の分からないセリフです。
しかし宮本さんは誇らしげな顔で、
「じゃ、畑に行ってくる」
と言って去っていきました。

2012年11月23日金曜日

終末の夜はオーシャンで

・明日24日の夜は「Qosmos.2」で、
BLANKAのセカンドアルバムリリースパーティーがあります。
22時開始で翌朝の3時までの予定になっています。
(前売2000円/当日2500円)
踊りたい人にはうってつけのイベントです。

・そして日曜の25日の夜は、
「オーシャン満月BAR」が行われます。
通常19時までのところを23時まで営業します。
ディナーメニューと、カクテルが加わります。
踊りたくない人にはうってつけのイベントです。

夜のお店の雰囲気は昼とはまたちがうものが味わえますから、
ぜひ楽しみにきてください。
それにしても、
こんな長い時間誰が働くんだろう。

2012年11月22日木曜日

デイリー・オーシャンvol.4

・今日はパスタとカレーの日になります。
メニューはこうです。
「和風あんかけ生姜風味 レジネッテ」
「塩麹とトマトバジル リングイネ」
「トマトとココナッツのタイカレー」
サラダには揚げ野菜が色々のります。
紅芯大根、カボチャ、蕪、大根などなど。

・オーシャンのウッドデッキでは今、
稲の足踏み脱穀をしています。
だいたいお昼頃やってますので、
興味がある人は寄ってみてください。

・今週25日には「中医気功」のワークショップがあります。
毎日気を使い過ぎてる人たちは、
気を取り入れる方法を学んで身体を元気に保ちましょう。
さあみんな、気功に行こう!
ダサいですかこのキャッチフレーズは?

2012年11月21日水曜日

森小屋

続けて行くことの幸せと、
しかたなく立ち止まらないといけない不幸の、
昨日の道と今日の道がまじりあう。
寝転ぶホットカーペットは森の迷路の図柄で、
暖房の効かない丘の麓には、
真っさらに澄んだ空気が通り抜けている。
すきま風の多い部屋だから、
その空気を動かないように掴んでいたいな。
一人は森をいって、
一人は寝転ぶ。
鍋の中には鳥団子。
くべた薪暖炉にはボーボーと、
夜通し火が燃えている。

詰まりかけの煙突の、
くもった小屋の窓を開けて、
丘の麓で朝陽を待つ冷え性のきこり。

2012年11月20日火曜日

猫バイパス

今朝は屋根の上の物音で目を覚ましました。
僕の寝床は二階にあるんですけど、
枕元に東面の窓があります。
その窓を開けると瓦屋根があり、
ウチの猫は家に入りたいときその屋根を伝って窓まで来て、
開けてやるまでずっと鳴いています。

ともかく今朝、外から聞こえてくる物音で目が覚めました。
「ナツー、ナツー」と声が聞こえてきます。
ウチの瓦の屋根はトタンが延長されていて、
離れの物置の屋根にとどいていて、
さらにその離れからすぐ隣家の屋根にまで続いています。

トタンの屋根ですから人は上がれませんけど、
猫は便利な通行ルートとしてよく使ってます。
外を見ていると近所の猫がよく横切っていきます。

「ナツー!おいでー!」という声がすぐ近くで聞こえてきて、
僕はすぐ外の出来事だと思ってカーテンを開けたら、
目の前に猫がいました。
隣家の人は自分の家の屋根から身を乗り出して、
猫じゃらしのオモチャを垂らしてました。
家の下からはおばさんが脚立に乗って、
物干し竿に紐をくくりつけたのでおびき寄せてました。

ナツは尻尾がふさふさした白とグレーの若い猫です。
僕が窓を開けるとすぐに逃げ去って、
ウチと隣家の間に座りました。

僕は自分の家のカルカンを皿に載せて、
屋根に出ました。
でも、両サイドからの挟み撃ちをしても
猫はどっち側にも興味を示さず、
トタンの上で転がったりしてます。
大人三人がかりの誘いは効き目がありませんでした。

結局、向こうの家の人が自分の部屋に戻ると、
ナツも走って隣家の屋根に移り、
その窓に飛び込みました。

みんな家に帰って静かになると、
今度はウチの猫がそろそろと屋根に上がってきて、
窓から部屋に入りました。

2012年11月19日月曜日

丁子麩

今日は朝起きたら店長のJ子さんから、
こんな写メが送られてきました。



「これはJ子麩ではなく、丁子麩です」と。
J子さんは朝から何をしているんだろう。

2012年11月18日日曜日

オーガニック毒殺

オーガニック毒殺の方法。
サツマイモを蒸す。
5日6日かあるいはそれ以上冷蔵庫で保存する。
目安は酸っぱい臭いがしてくること。
カレーを作り、そこにサツマイモを投入する。
食欲をそそるスパイスの香りを漂せれば言うことなし。
ご飯を盛り付けて温かいルーをかけたら、旦那に提供する。
致死量は各家庭で合わせてください。
オーシャンの裏番ことR子は、
それで旦那を彼岸一歩手前まで送ったそうです。

2012年11月17日土曜日

胡椒チョコ

今日は朝ごはんに胡椒が利いたチョコレートを食べています。
見た目は薄茶色。
ピリッと辛くて、あんまり甘くない。
硬くてぽりぽりいう。
後味に痺れを残します。
明日はもっとスパイシーなことを書くぞ、
なんていう戒めをこめて食べます。

2012年11月16日金曜日

デイリー・オーシャンvol.3

・今年二度目の収穫期を迎えているズッキーニが順調です。
パスタのどんなソースにも合う偉い野菜です。
サツマイモもたくさん穫れましたので、
蒸したものをサラダで出してます。
大根は蒸したあとに揚げて、
ひじきを載せたものをこれもサラダで出してます。
色んな味を楽しめるサラダになってますから、
寒くなってきたこの頃もどうぞよろしく。
でも、オーシャンは日射しのおかげでまだ暖房入らず。

・最近風邪が流行ってます。
終末に差し掛かる金曜日ですから、
病気をしないようにしたいです。
仕事場が楽しくなれば、
自分が良い雰囲気で人と接することができれば、
風邪の発症率も数%ぐらいは下がりそうです。

・T字路を丁字路という言い方もあるんです。
知ってましたか?

2012年11月15日木曜日

人間の総和

フォークナーの『響きと怒り』を読んでいます。
僕の〈良い小説〉だと感じるパロメーターは、
その小説が人間はどんなものかを、
うまく説明してる文章があるかどうかです。

「人間とはその人の不幸の総和だと父はいった。
がいずれは不幸の方がくたびれるかもしれないと人は思うかもしれない、
だがそうなると今度は時間がお前の不幸となるのだと父はいった」

「人間とは風土的体験の総和だと父はいった。
人間とはそうしたなにかの総和だと。
あいまいな性質はうんざりするほどに廻り廻って結局答えはゼロになり、
埃と欲望の行き詰まりだと」

この『響きと怒り』というのはぜんぜん笑える小説じゃありません。
たまらなく不幸な話しが、
そんな雰囲気をなるべく出さないように抑えて書かれた話しです。
でもそれが読む人を引き込む力になってます。

僕もそれにならって人間を定義しようと思いましたけど、
「人間とは乳をソワソワした数の総和だ」
という文章より先が続きません。

2012年11月14日水曜日

ALWAYS・三丁目のまいこ

昨日はフットサルチーム・オーシャンズの試合がありました。
センターフォワードのまいこちゃんは、
今回の対戦チームは前回とも同じ相手で、
前回と同様に牙を剥き女豹のように襲いかかっていました。
4、5点決めてかなりの活躍です。
このチーム相手には、まいこちゃんはすごい切れ味を見せます。
なぜか。
それはこのチームには元容疑者Xがいるからだと思われる。
元容疑者Xへの献身は、このときまさに復讐のドラムを叩き鳴らした。

そんな中、ハーフタイムのときにまいこちゃんが、
写真を撮ろうといって言った一言がこれでした。

「はい、勝利の、チーズ!(パシャ)」

勝利のチーズ、どこか昭和くさいです。
今時の女子はあまり「勝利」なんて熟語は使いません。
そしてゴールの喜びのポーズは、
両手の人差し指を頭上にかがげてイェーイです。
たぶん昭和の小学生以来誰もやっていなかったポーズです。
『ALWAYS・三丁目のまいこ』
いつか映画化されるかもしれません。

2012年11月13日火曜日

プロのアナウンサー

「五人家族殺人事件の容疑者の、
誤認逮捕の経緯について」
と、顔を崩すこともなく淡々と喋るアナウンサーに、
職務を全うしている姿を見た。

2012年11月12日月曜日

ライム添削

・宮本さんは皿洗いをしながら、
野菜を洗いながら、
色んなことを面白おかしく喋ってくれます。
口下手な僕としてはいつも嫉妬します。

昨日僕は新品の茶碗を洗いながら、
「欠けた茶碗を次々に取り替える使い捨ては嫌だし、
買ってばっかりで赤字が心配になる」
と優等生な発言をしていたところ、
宮本さんに僕は即こう訂正されました。

「欠けた茶碗を心配するさよこ、
家計(欠けい)の帳面を心配するおれ」

すかさずライムを刻んできました。
僕はゴール前のおいしいチャンスをみすみす逃し、
その後ろから走り込んできた宮本さんに決められた格好です。
「やられた!」そういう心境です。

・今日はオーシャン定休日ですけど、
畑では稲刈りが行われています。

2012年11月11日日曜日

今夜は勉強会

そういえば去年のポッキーの日は、
YMOがよくテレビで流れてました。
普段テレビを見ないんですけど、
その日はなぜか見てました。
「ポッキーの日はポッキーを食べよう」
なんておっさん三人が言ってたと思います。
僕は高校時代に先輩に連れていかれたキャバクラで、
20本で2000円ぐらいのポッキーを食べて以来です。
僕はどっちかというと、トッポ派なので。

今日は夜オーシャンで放射能の勉強会があります。
オヤツは各々持参しても大丈夫です。
女の子は隣には付きません。


iPhoneから送信

2012年11月10日土曜日

ショッ直な言葉

昨日の午後、りょうちゃんが仕込みで出勤してきました。
お店で仕事をするときと違って、
メイクアップなしのざっくばらんな感じでした。
そこでナオミはこう言いました。
「りょうちゃん今日はヤンママみたいだね!」
確かに、それは図星でした。
りょうちゃんにとってもそれは、
現実世界に引き戻される一言だったらしく、
大分引きつっていました。
でも「気付かせてくれてありがとう!」と、
言ってました。

幼稚園の先生マーズは一昨日まつ毛エクステを付けました。
それで違和感のあるまま仕事に行って一日職場にいたら、
段々まつ毛のことが気持ちわるくなってきたそうです。
周りの職員も絶対に自分のことを変だと思ってる、
なんて雰囲気に苦しめられながら。
でも仕事が終わって帰るときに先輩からこう言われたそうです。
「どうしたのそれ?似合ってないよ」
なかなか辛辣ですけど、
でもマーズはへこむよりも、
「言ってくれてありがとうございます!」
という気持ちだったそうです。

正直に言われることはへこむこともありますけど、
それよりも「言ってくれてありがとう!」
な気持ちが強いんですね。
ということで、ショックだけどありがたいと思う正直な言葉は、
当人にとってもありがたいと思われるし、
周りも笑えるし(笑ってるのは僕だけじゃないと思う)、
大事なやり取りですね。

もちろん真逆の、
全力の褒め言葉も同じぐらい大事なやり取りだと思いますけど。

2012年11月9日金曜日

デンジャーファミリー

街を仲の良さそうな家族が歩いていました。
若い夫婦は隣り合わせに並んで、
その少し前を5歳ぐらいの女の子が笑いながら走っています。
妻はおそらく内心ドキドキしながら娘の姿を見守っていて、
夫はその妻を眺めながら微笑んでいます。
そしてその夫のシャツにはでかでかとこう描いてありました。

「DANGER」

危険な香りのまったくしないにこやかな雰囲気の中で、
ひと際アンバランスさを放っています。
M・C・ハマーでも着ていそうなTシャツです。
夫は何かメッセージを発しているのでしょうか。
「おれたちの円満なファミリーには誰一人として、
ドンタッチミー!触らさねえぜ」
そういう、ほがらかそうな夫の内心かもしれません。

シャツのメッセージが気になる今日この頃でした。

2012年11月8日木曜日

おいしい秋

オーシャン畑のオーガニックみかんがお店に並びました。
1キロ700円です。
自家製みかんジュースにもなってるみかんで、おいしいです。

昨日からひしお醤油のペペロンチーノを出してます。
醤油に漬けたひしおがひとしお旨味を高めてます。
オーシャンのパスタは野菜だけですけど、
発酵食品が加わることで奥深さが増してる、と思います。

そして、原木椎茸が少しずつ収穫されてまして、
昨日はペペロンチーノにも入れました。
椎茸の肉厚感と歯ごたえが超バヤイです。

収穫の秋だけあって野菜の種類が多いです。
サラダもヴァリエーションアップ中です。
最近のドレッシングは、
二十日大根かラディッシュのドレッシングで、
ちょっと苦味が利いてるんですけどキッズも好きな味です。

今日はスタッフで稲刈りをします。
新米の時期が近付いてきました。

呂律の回らない日は、
羅列するにかぎります。

2012年11月7日水曜日

昨日生まれて今日一緒

『FRINGE-4』の最終巻は、
新しい世界を創造しようとするベルを止めて終わります。
その前にベルはノアの箱船に乗って、
科学によって新種生物と新世界の完成がすぐ間近に迫ったときに、
イェイツの「イニスフリーの湖島」を口ずさみます。

〈立ち上がり いざ行こう イニスフリー島へ
そこへ小屋を立てよう
土造りの壁 かやぶきの屋根
豆の畑はうねが9つ
ミツバチの巣箱が1つ
その羽音の中で 独り静かに暮らそう〉

聖書が下敷きになって、
良い詩が引用されてます。
そういう作品の中に出てくる別の作品も知ってると、
それと照らし合わせて見ることにもなって、
おもしろさが倍増します。

同じ監督である『LOST』も、
聖書とたくさんの文学を下敷きにしていて、
物語中に出てくる作品をメモしてそれをまた読んだりしてます。
『ハツカネズミと人間』とか。
物語から生まれる物語の楽しさは、
昨日生まれたものを今日一緒に生きる、
みたいな楽しさと似てます。

2012年11月6日火曜日

コックコック

・昨日と今日はオーシャン定休日です。
昨日は畑チームがみかん収穫をしていました。
畑は年中無休です。
生き物を相手に、
ウチの猫のシルベスターだったら三日間ぐらい生きのびますけど、
植物相手にはそうはいきません。
一歩収穫のタイミングを逃せば、
甘いみずみずしさを失ってしまいます。

・少し前に「クックコック」というタイトルで、
ブログを書きましたけど、
英語でコックとはペニスを意味する隠語になっていて、
クックというのがちゃんとした発音だと書きました。

しかし、世の中には、エロコックというものが存在します。
コックと言ったら厨房という君主国家の絶対者です。
そんな立場を利用してエロを働くコックは許せません。
そういうやつは欧米人にだってクックとは呼ばせれません。
そういうやつはもう、コック・コックです。
いや、それすらもったいない。
最大級の軽蔑を込めて、ポークビッツ・コックと呼んでやりますか。
あんまり悪意がこもらないけど。
ちょっとおいしそうだし。
うーん、何かこれだっていう悪口はないものか。

2012年11月5日月曜日

デイリー・オーシャン

最近オーシャンのことを書いていません。
昨日までの三日間は学校で、
今日と明日はオーシャンは休みになりまして、
僕も自分の話しばっかりしてると、
誰にか分かりませんけど申し訳ない気持ちになります。
どうもすいませんどなたかさん、いつも自分の話しで。

そういうことで、
オーシャンの情報に追いついていない僕は、
オーシャンのホームページを見てみようと思います。
ほうほう、ははああ、ふむふむ、なるほど。

今週の11日(日曜)には「放射能勉強会」があります。
ちなみにうちのお母さんにリモコンを向けると、
「Dont zap me!!」と怒られます。
何かの電磁波を帯びることに昔から敏感です。

そして25日(日曜)には「中医気功」ワークショップがあります。
前回はすごく好評でした。
先生はこう言ってました。
「現代人は〈気〉を使うとか、
〈気〉を配るとか、
〈気〉晴らしをするとか、
とにかく気を外に出すことばかりしてます。
気功は〈気〉を身体の中に溜める技術です」

確かにそうです、
僕の中でも〈気〉は外に発するものであって、
溜めるものではありませんでした。
現代人が気疲れするというのもうなずけます。
気功、ほんとうに気持ちいいので試してみてください。

よし!宣伝したら何か達成感が湧いてきた。

2012年11月4日日曜日

田舎便り

今日で京都に来て三日目です。
あと一日授業を受けて帰ります。
京都、寒いです。
うわさに聞くと愛知も寒いそうですね。
カラダには気を付けてください。
田舎は寒くなりやすいですから、
ちゃんとチャンチャンコを着てくださいね。
困ったことがあったらお婆ちゃんに相談してみてください。
ググるよりも回答は遅いですけど、
斬新なアイデアを期待できますよ。
朝起きたらお湯で顔を洗ってはいかん、
冷たいけど水で洗えば霜焼けにはならんよ、
そうやって教えてくれます。
僕はまだそんな早朝の自殺みたいなことは試してないですけど、
どうぞみなさん。
ちゃんとポケットに梅干しはいれましたか?
疲れたらちょっと千切ってつまむんですよ。
腹巻におにぎりは入れましたか?
おにぎりもお腹も一緒にあっためてくれますよ。
それからそれから、
風の又三郎の声が聞こえる前に帰ってくるんですよ。
雪山で迷子にならないように。

2012年11月3日土曜日

飛び込み

思わぬ言葉に自分の良いと思ってた部分が、
弱点変わることがあります。

僕のカラダの半分流れる外国人の血のおかけで、
会話の相手が僕よりもたくさん喋ってくれる環境を得ました。
でもそれと引き換えに、
僕の顔には愛想笑いが張り付いて、
舌が回らないように固まってしまいましまた。

僕が塗装屋で営業をやってるときのことです。
ある工務店に飛び込みで入りました。
小さな事務所で陰気くさい場所です。
僕は笑顔でこんにちわー!と言いました。
社長は女事務員を隣に座らせていました。
僕は挨拶をし終わって社長の返事をニコニコして待ちました。
そうしたら社長はこう言いました。
「なんだお前、ラリってんじゃねえのか?」プラス薄ら笑いです。
僕は何を言われたのか理解するのに数秒かかって、
何も言わずに事務所を出て行きました。

もし僕に勇気があって頭の機転が利けば、
二重の意味をこめてこう切り替えせたのに!
「あ、すいませんシャブ中のところ。失礼しました」

2012年11月2日金曜日

ニョッキとズッキーニ

昨日は刈谷のイタリアンレストランに行ってきました。
小さなお店なんですけど本格派で、
アラカルトの種類が多いっていうのがいいです。
モツァレラとトマトのフライは、
永遠に食べ続けられそうでした。
ニョッキとゴルゴンゾーラのもちもち感は、
翌日になっても恋しくなります。
一緒に行った人は、
「あーズッキーニおいしかったー!」
と言ってました。
こうやって書いてみるとニョッキとズッキーニ、
三文字合致してる字面はあながち間違いとはいえないです。
・・・いや、やっぱり大違いだな。

2012年11月1日木曜日

豆乳とポン酢

・昨日はオーシャンの椅子を磨きました。
おかげでアイボリー気味だったのが、
脱皮したみたいに白さを取り戻しました。
ちゃんと定期的に磨かなきゃいけないです。

・ここ最近巷では〈鍋〉の話しが一気に増えました。
独創的な鍋やお手軽な水炊きまで、
色んなおいしい食べ方を聞きます。
その中でも僕がいちばん興味を引かれたのは、
〈豆乳だけで煮る豆乳鍋〉です。
出汁を取らず味付けもせずに、ただ豆乳を投入するのみ。
それをポン酢で食べるというスタイルです。
それなら水炊きでいいじゃないかというと、
そうではないのです。
豆乳にポン酢を垂らすと、
乳成分の何かとクエン酸辺りのものが反応して、
豆乳が薄い湯葉状のものに変わる。
それが食材をコーティングする役割をはたして、
口の中で咀嚼したときにその膜が破られると、
食材のうまみが瞬く間に口の中に広がる。
ポン酢も肝心で、良いポン酢を使ったほうがいい。

そんな一部始終を食べることが大好きなりょうちゃんが、
もっとざっくばらんに、
現実に味わっている幸せを語ってきたので、
椅子を拭きながら僕も今度絶対やってみようと思いました。