ウディ・アレンの『地球は女で回ってる』を見ました。
カメラマン「メルがピンボケしてる」
監督「レンズは?」
カメラマン「問題ない。メルだけがボケてる」
監督「バカな。そんな。メル、来てくれ。
言いにくいんだが、姿がだぶっている」
メル「実は太って・・・・」
監督「そうじゃない。焦点が合わないんだ。自分の姿を見てみろ」
メル「調整できない」
監督「メル、とにかく今日は家に帰れ。
ゆっくり眠れば輪郭もはっきりする」
——メル家に帰る。
妻「どうしたの?姿が変よ」
メル「ピンボケだ」
妻「そうよ、少しピンボケね。顔色も悪いし」
娘「ブレてるわ!」
息子「パパがピンボケ♪パパがピンボケ♪」
メル「歌うな!」
妻「ランチに貝でも食べた?」
メル「アレルギーなんかじゃない!」
——家族で病院に行く。
妻「夫を見ていたら船酔い気分に」
医者「ではメガネをかけてみて」
娘「あ、パパがくっきり見えるわ!」
ウディ・アレンって最高ですね。
ちなみにメル役はロビン・ウィリアムズです。
この場面でしか登場しません。
それもずっとピンボケで。
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