2012年8月20日月曜日

胃の中のインパクト

「Hit the spot」
を説明するのにビールとか液体でもって説明されることがありますけど、
これは固体じゃなかったらスポットにならないじゃないですか。
だから、ビールは飲んでるんだけど、
お腹が空いててなんか欲しいなーと思っているとこに、
丁度熱々のギョウザがやってきて一口頬張る。
パリットした皮と肉汁を含む餡もろとも噛み砕いて飲み込めば、
胃袋の底がギョウザをはっしと受け止める。
そういうとき「Hit the spot」だ、っていう感じですんなり飲み込める。

ビールの段階ではまだ時期尚早な気がするのも、
喉の裏に伝わって、胃に染み渡るビール、
でも全体に後を残す液体だとこの言葉はしっくりこないです。

納豆は微妙です。
糸を引きながら転がっていく納豆も、
たとえばご飯と一緒に食べれば sweet spot に収まりそうですけど、
オクラ納豆じゃネバネバ過ぎて底に到達する感覚が薄くなります。

やっぱり個体の、ギョウザならギョウザという重みが、
胃袋の底にインパクトをもたらしてはじめて、
「Hit the spot」
の感じが出て来ます。

でもiTunes のラジオを聞いていたら、
「Hit the sweet spot」 と連呼する歌が流れていました。
よっぽどうまい物を食べたんでしょうか。
今度流れたらよく歌詞を聞いてみます。
ビルボードチャートでしたから、
食べ物の話ではなさそうですけど。

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