・ぼくは失敗することに不寛容で、
神経質に反応してしまうところがあります。
もちろんぼくより完璧主義者はゴマンといるだろうし、
ぼくがそうやって反応することによって失敗が少ないかというと、
ぜんぜんそんなことなくて、
むしろ人以上に失敗が多いと思います。
たとえば、アボカドの種をくり抜こうとして包丁を種に食い込ませて、
引っこ抜いたらその勢いで種が吹っ飛んで、
うしろにいる人の頭に当ててしまうとか。
たとえば、外国語大学を卒業したヤーマンが、
ハーフのぼくよりも上をいく英語をギャグにはさんできたりしたときは、
ことごとく無視したりとか。
こういう深刻な例はほんの一部ですけど、
ぼくはこう考えてしまいます。
もしぼくが種の気持ちを分かっていたら手元でスッポリ抜けたのに、
もしぼくが明石家さんま張りのレスポンスで返せたら満足できるのに。
つまり、ぼくは失敗がしたくないのかといえば、
そんなことはないです。
むしろ失敗の積み重ねが大事だという格言を盾に、
堂々と失敗カモンという気持ちです。
でもそれが、堂々とした失敗になっていない。
それよりも「もし自分が誰々であったら」と、
ほかの理想像を自分に当てはめることで、
「もっといいやり方があったはずなのにスパイラル」をめぐってしまうのです。
失敗じゃなくて、成功がいい。
失敗をよしとせずに、成功がいちばんだと思っている。
まだまだ失敗との付き合い方は、考えることだらけです。
・昨日の「Hawaiian Style Reggae」は、
外は雨、中はジャワイアンの汗。
イベントの最後は女の人たちがみんなでフラダンス。
失敗も成功も、
踊りの前ではかすんでいっちゃいます。